江面米菓の歴史と想い

代表取締役 小林正秋

代表 小林 正秋

昭和27年、古河市七軒町で 江面晴吉商店 を創業。

古河を商いの地として選んだいくつかの理由は、

・米どころであり、交通機関が早くから発達していた。

・比較的穏やかな天候。

・関東のど真ん中で都心に近く、幅広く販売できた。

など、商売をする上で多くの好条件が揃っていたからでした。

当時は今と違い、せんべいの生地を天日干しするなど、せんべいの作り方一つとっても風情があり、古河市で米菓組合が出来るほど、せんべい屋さんがたくさんあった、そんな時代でした。

今のようにスマホで何でも出来るような便利さや、効率的な製造の仕組みもまだまだといった状態でしたが、頑張って作った分、お客様に喜ばれるのが伝わってくる、活気のある時代でもありました。

現在は、衛生面、扱い易さの配慮から1枚1枚個別包装となっていますが、創業当初は一斗缶(2キロ入)単位の販売が主流で、質と共に量も求められた為、設備を導入。機械焼きで多量に製造、販売を行いました。

そうして商売(ビジネス)として成長を遂げた後に法人化し、有限会社 江面晴吉商店 となりました。

昭和48年、古河市静町へ移転、今後の戦略、未来を見据えた時、利便性や流通が加速度的に高まって行く事を踏まえると、遠くの美味しいせんべいも弊社のライバルとなるだろうという判断のもと、せんべいとしての質をさらなるものへと高める必要性を感じ、現在の炭火手焼きせんべいへ至りました。

創業者、江面 晴吉の娘婿である私(小林 正秋)は、(株)マルアイ食品の代表取締役を務めつつ、2代目に就任。

炭火で焼く手間などを惜しむ事なく、シンプルに「美味しいおせんべい」を追求、世に送り出し続けました。

平成15年には、(株)マルアイ食品の米菓部門として江面晴吉商店を位置付け、経営の梶をとって参りました。

三代目の想い

三代目が語る江面米菓への想い
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